蚶満寺参道からの風景。

蚶満寺参道の松並木です。	腰丈橋から見る象潟川と鳥海山。芭蕉が「腰長（丈）や　鶴脛ぬれて海涼し」と詠んだのはこのあたりらしいです。奥は欄干橋。	破風を鏝絵で飾った家が何軒もありました。
八幡神社にあった手水鉢。	八幡神社です。	本殿は雪よけでしょうか、板で覆われていました。斜めというのが珍しい。不思議なフォルム。
神功皇后御船繋石とあります。	欄干橋たもとのこっちは普通の？船つなぎ石。芭蕉一行もここから船に乗って島巡りに出発。	欄干橋（象潟橋）から見た風景。かつては象潟八景の一つ。九十九島と鳥海山を望む絶景の地だったところ。
橋を渡って対岸にある熊野神社。芭蕉が訪れた時はこの神社のお祭りだったとか。1186年創建。	熊野神社です。熊野三山から飢饉の騒動を逃れてきた別当の孫が祠を建てたとか。	対岸の八幡神社が見えました。下は船が着けるようになっていたようです。
本殿は奥まったところにありました。	象潟公会堂。昭和九年の建築。ホールの音響が素晴らしいとか。	ここにも紅蓮尼（こうれんに）の碑がありました。本名はタニで、瑞巌寺の尼となったそう。彼女が焼いていた煎餅が今に伝わる松島こうれん。
芭蕉が泊まった能登屋跡。熊野神社のお祭りで女客で込んでいて、初日は向屋という宿へ。二日目にここに宿泊、名主らの歓待を受けたとか。	文字通りすぐ向かいにある向屋の跡。	古い家並はありませんが、一軒だけ黒塀と松の家がありました。
光岸寺というお寺。神功皇后が象潟に漂着した時、石の上に冠を置いたので、このあたりは冠石（かんむりいし）という町名になったとか。	戸隠神社。京都の人が戸隠から勧請してここに1467年にたてたとか。子連れの龍が珍しい。	太平山三吉神社にいた馬。
古四王（こしおう）神社。1236年の創建。社殿は1848年のもの。	亀の甲羅でしょうか。古四王とは越王のことらしいです。	宿へと歩いて行くと、陽が沈み始めました。