象潟から見る鳥海山。

猿丸太夫姿見の井戸。三十六歌仙の一人、猿丸大夫がこの井戸に自分を映して行く末を占ったとか。夜中に誰にも知られずに来ると、未来の自分が見えるとか。	姿見の井戸も七不思議の一つ。これは庭園からの遠景。	芭蕉の句碑です。象潟は奥の細道最北の地。他にも西行法師の歌桜というのもありましたが、何代目か。
紅蓮尼の碑。象潟の紅蓮という女性が松島に嫁に行ったら、夫になるはずの小太郎は亡くなっていたけど、松島に留まって小太郎の両親と暮らしたという話。	夜泣き椿。寺に異変がある時は夜泣きするとか。樹齢七百年。	山門の仁王像。藩主から寄進されたものとか。
蚶満寺山門は江戸中期のもの。裏から回っていました。	山門の見事な彫り物。	山門前の庭園にある九十九島の碑。蚶満寺の住職覚林は、地震の後、藩の水田開発に反対して景観を守り、最後は獄死したとか。
庭園の西施（せいし）像。呉越の争いの時、呉王を乱心させるため送られた美女。その悲劇と雨の象潟の風景を重ねて、芭蕉が歌を詠む。	こちらも西施像。芭蕉の句は「象潟や 雨に西施が ねぶの花」。	芭蕉像もありました。
島には全部名前がついているのですが、いちいち確認するのは無理（笑）。	美しい風景です。	ついつい何枚でも撮る。
鳥海山もよく見えます。右側の島はみさご島。曽良が岩の上にみさご（鷹の仲間）の巣を見たとか。	一部分だけ遊歩道が整備されていました。	耕作されないと、こういう草原になって行くので、景観維持は大変そう。
にたような風景で迷子になりそうですが、飽きることはないなあ。	藤の花が咲いていました。	田植前だともっと往時の雰囲気なのでしょうね。
ちょっと古墳のようにも見えます。	鳥海山の噴火で山体崩壊した山流れの跡なのですが、すごい規模の噴火だったんですねえ。	水田に映る青空と松の木が美しい。
自然の作った巨大なジオラマのよう。	絶景の地とあるところから。ちょっと雲の多いのが残念。	何とタヌキに遭遇。かなり近づくまで、背を向けていて、気付きませんでした。