真壁（まかべ）は筑波山の裏のあたりにある石材の町。最近古い街並みが一部で脚光を浴びているところ。行ってみると、ほんとに古い家並みが、寂れつつもとてもきれいな状態で残っていて、素晴らしいところでした。立派なつくりの古びた商家、蔵、土塀が、連なっています。郊外に人の流れが移って、古くからの中心街は寂れつつあるんだけど、廃墟状態になる前にその価値に気が付いて（大事な観光資源でもあるわけですが）、保存に努めているのは、嬉しい限りです。

廃線になった筑波鉄道の旧真壁駅前にある石材屋さん。廃線跡はサイクリング・ロードになっていました。	同じく旧駅前広場にある謎の石廟。中には小さなお社が収められています。	かすかに真壁館という文字が読みとれる映画館。改装のため休館という張り紙がありますが、もう開くことはないようです。
映画館の近くに囲われている石仏たち。狭い道路を隔てて神社があります。	母子保健センターと書いてある建物。今は使われていないようです。	広い庭の中に立つトタンで覆われた大きな倉庫。元は土蔵だったようです。大きなお屋敷がたくさんある街です。
ギリシア風？の円柱のある不思議なお店。側面にはミツウロコという味噌の名前がついています。	石造りの蔵に木造の部分が合体した奇妙な建物。でも、きれいな感じです。	真壁を代表する古い商家。一階まで続く大きな瓦屋根には、天窓が開いています。
同じ建物を正面から。今は、たばこや雑貨を売っているようです。奥には立派な蔵も見えます。	道をはさんであるもう一軒の古い家。こちらも同じような屋根のつくりが特徴的です。	古いけど小ぎれいな蔵。真壁には、こうしたきれいな蔵がたくさんあります。
薬屋さんの隣にあるこの「オゾ」という看板は何を意味するのでしょうか？ピョンちゃんは教えてくれません。	市街地の中心部にある洋風の時計店。残念ながら移転してしまって今は使われていないようです。	その向かい側にある石造りの郵便局。スクエアなデザインがいいですね。こちらも移転してしまいました。