2021年はスナブ・ランケン四十周年。何か企画をと考えたけど、三十周年であれこれやったので、考えつかない。スナブ・ランケン小事典を改稿しようと手を付けたけど、新作を書く方が意味があると思えてきて、放り出してしまった。
　でも何か、と思って考えたのが、四十周年記念の絵。ペンタブレットを買ったので、初心に帰って（笑）手描きで始めたら、泥沼に。描き始めたのは七月だったんだけど、こねくりまわして年の瀬になってしまった。
　改めて手描きの力量のなさに悲しくなったりもしたけれど、今はこれが精いっぱい。こんなイメージじゃないという方もいると思うけれど、脳内補完してください。
　2012年から今年までの九年間でちょうど四十作、四百字詰めで三千五百十七枚。その前の三十年とほぼ同じ枚数を書いたことになる。
　この世界は、僕が生きるべき世界なのだ。まずは百作を目指します。

　　　　＊各キャラクターはだいだい登場作品にリンクしています。