釜礒の風景。

六日町の水。昭和三十年代後半に掘られたもの。	駅前にある米倉庫。大正八年から昭和二年に建てられたもの。現役なのでしょうか。	宿は遊佐から一駅の吹浦（ふくら）。駅舎は古いものでした。
吹浦駅前に立つ、佐藤正養（まさやす）の像。明治維新後、民部省の初代鉄道助となり新橋〜横浜間の鉄道敷設に尽力した人。当地出身。	駅のすぐ側は月光川の河口です。	吹浦港と鳥海山。
河口付近にある阿部清右衛門翁表彰碑。江戸後期、吹浦の築港と風砂被害防止のための植林に私財を投じた人。	湯の田温泉まで海岸沿いを歩く途中、ごろごろしていた岩。何となく怪しげ。	湯の田温泉唯一の宿、酒田屋旅館。明治初年の開業。建物のすぐ向こうは海です。
部屋からの夕景。	くっきりと太陽が見えました。	目の前全部海。
陽が沈みます。	湯の田温泉のとや。もうやっていません。1862年の開業。	のとやのお風呂です。海岸沿いの田んぼに湯が湧き出ていたので、湯の田というらしいです。
宿近くの釜礒というところ。鳥海山からの湧き水が砂浜や岩場から出ています。	湧き水が作る砂の模様が美しい。	波打ち際でも水がぽこぽこ。
何とも不思議な光景。	自然が作ったマーブリング。	高いところにある道路から見た様子。
河口近くの岩場には十六羅漢岩。1864年から明治初年にかけて、近くの海禅寺の寛海和尚が石工とともに彫ったもの。	これはちょっと摩耗して顔がよくわからなくなっています。	海で亡くなった人の供養と航海安全などを祈願。