所々傾いでいるのですが、それもまた趣があるというものです。	錆びた看板は幼育園と読めるので、保育所か幼稚園だったのでしょうね。ちょっと預けるのはこわい？	古びたコンクリートの壁、煙突、大きな倉庫が組み合わされて、ちょっと恐い感じのする情景です。
アーケードのある、多分昔は一番の繁華街だった通りにあるお店。今は福祉関係の作業所として活用されているようです。	元気に営業中の陶器店。陶器に限らず入れ物は何でもあり。素敵な看板には「趣味の店」と書いてあります。	アーケードから一歩はいると、古い手入れされていない家が何軒もありました。
屋根には、驚くほど立派に育った苔やらなにやらが……緑の屋根という感じで、きれいです。	アーケードからさらに横に伸びる名店街。ちょっと怪しげな雰囲気。	中には電器屋さんやパチンコ屋さんの廃墟が静かに眠っていました。
名店街を反対側から見たところ。陽光に色褪せた看板が寂しげです。	アーケード街を見渡す。本当に静かで、誰も歩いていません。	朽ち果てた廃屋。ここでは、どんな暮らしが営まれていたのでしょうね。
おもちゃと人形の店は、今では「英国式足裏健康法」に。黒いマジックで殴り書きされたような文字が恐いです。	足裏の絵にそれぞれ効果がある内臓とかの部位がフリーハンドで書いてあります。	だるま夕日は見られませんでしたが、それでも十分に美しい宿毛の夕暮れでした。