笠間焼や笠間稲荷で有名な茨城県笠間市。何度も行ったことがあるけれど、古い町らしく趣のある建物がたくさん残っていて、自然、文化、芸術が揃った良いところです。

駅前にある食堂。迫力の看板。ちなみに隣の飲み屋は、入り口を開けるとすぐ座敷になっている妙な作りです。	街灯には駅前横町という看板が。ピンクの看板には「洒落たお酒といい女」と書いてあって、口づけする男女の絵が。	一部で有名な喫茶店。アルコールも飲めます。開店以来数十年そのままの感じ。生ビールはお客が自分で注いでいました。
古いけど、小ぎれいなお店。「Ｙシャツ店」と看板にあるのですが、仕立てていたのでしょうか。	古い民家に見えますが、薄れかけた看板には靴屋という文字が。職人さんが作っていたのでしょうか。	二つに切って、逆にくっつけたみたいな、奇妙な形の家ですね。正面から見ると、お店をやっていたようですが。
滅多に見られない剥製の専門店。作ってるんでしょうね。正面に板を一枚付けたみたいな作りもおもしろいですね。	古典的な食料品店。支店というからには、本店もどこかにあるのでしょう。のぼりのジャージー牛乳は最近の笠間名物。	その脇を入ると、古いお風呂屋さんがあります。残念ながらもうやっていないようです。
笠間稲荷周辺には、古くて立派な構えの店が残っています。これは、タンス屋さんだったようですね。看板の文字がモダンです。	こちらは化粧品屋さん。まだ現役で営業中です。	元は洋品店、今は花屋さんの店先に残る煙草のショウケース。
京染洗張、着物専門の洗濯屋さんです。数年前までやっていたのですが。細かいところまで意匠が行き届いた素晴らしい建物です。	上州屋食堂は、営業中。ショウケースにはかわいい人形が。張り紙のお品書きには、焼きそば四百円などと書いてありました。	その隣には古びた歯医者さんが。だいぶ傷んでいますが、曲線を描いた軒下など個性的な、和洋折衷のお洒落な建物です。