6月1日(月)【卓球温泉】
 松坂慶子が福々しくて良かったな。つい泣いてしまった。田舎の温泉町に行きたくなった。何かに夢中になる人間のすがすがしさというか、生き生きしている人間の輝きみたいなものを描いた映画なんだろうな。いいな。「専業主婦も家庭内で自立はできる」という件があるが、うーん。

6月4日(木)【スターシップ・トゥルーパーズ】
 二回目でもおもしろいなあ。最後の方になると、人間の兵士の集団が、まるで虫の兵士の集団と同じように見えてくる。これは傑作だと思うなあ。どうやら不入りで明日(金曜日)までらしいから、未見の人は、ぜひ見よう。絶対おもしろいぞ。

6月6日(土)【愛の肉体】(V)
 ビデオ再発でタイトルが変わってしまったが、『蘭の肉体』である。シャーロット・ランプリングはいい女だなあ。話はよくわからんが。

6月14日(日)【ファーストコンタクト】(V)
 劇場で見逃していたスター・トレックの最新映画版。歴史をさかのぼってワープ航法の発明を阻止しようとするサイボーグ生命体との闘い。良くも悪くもスター・トレックらしい。ところで今まで知らなかったが、この映画によるスター・トレックの世界では貨幣経済は、すでに廃止されているのね。宇宙探査も純粋に知的探求心や人間の幸福のためにのみ、行われている。登場人物いわく「心が進化している」。これって、非常に理想的な共産主義社会ということだよなあ。そういう意味では良い映画

6月26日(金)【原子怪獣現る】(LD)
 アメリカ版ゴジラの予習で見返してみた。映画としての出来は、『ゴジラ』第一作に遠く及ばないよなあ、これ。核実験で怪獣を産み出したくせに、その怪獣をアイソトープ弾?(何だ、それは)でやっつけて、登場人物、誰もまったく反省してない、というのは許せない。アメリカ版ゴジラは結局はこれのリメイクなのかなあ。いやだなあ。

6月28日(日)【ディープ・インパクト】
 なかなか良くできていた。日本人好みのお涙頂戴劇で、予想以上の客の入りというのもわかる気がする。私ももう少しで感動するところだった。生と死の話は、まあある程度年齢が上がると、泣けるわな。ヒロインはなかなか美人。