５月９日（土）【スターシップ・トゥルーパーズ】
　久々に気持ちよい映画を見た気がした。話はスッカラカンのカラッポ。登場人物みんなバカ。しかも話が進むにつれて、さらにバカになっていく。先に見た人が、戦争ＳＦ版『ビバリーヒルズ高校白書』と言っていたがほんとにまるきりそうだった。アメリカ帝国主義への皮肉とかバーホーベン言ってるけど、本気か。ハリウッドの金使って、やりたい放題やっただけじゃねえのか。特撮はすごい。わらわら出てくる虫はもちろん、宇宙戦艦の墜落シーンとか、ヤマトを実写でやったら、みたいな感じで感動した。もう一回見たいな。お尻から花火あげる虫好きだな。

５月12日（火）【最終生物バイオゾイド】(V)
　原題『THE TERROR WITHIN ?』。細菌兵器（ペスト!?）で破滅した後の世界が舞台。その影響か何か定かでないが、突然変異の怪物がうろついている。地下の研究所？みたいなところへ怪物が侵入して云々。エイリアンと物体Ｘとゾンビを足して百で割ったような超低予算映画。怪物にヒロインが強姦されて、怪物の子を産むなどというシーンもあるが、まったくおもしろくない。しかし、?ってことは?があるってことだよなあ。うーん。

５月？日（？）【眠狂四郎人肌蜘蛛】(LD)
　再見。かぜで寝込んでいるときに、ぼうっとしながら見たら気持ちよかった。緑魔子扮する紫はいいなあ。

５月23日（土）【ディレンジド 人肉工房】(V)
　原題『DERANGED』。『悪魔のいけにえ』や『サイコ』の元ネタとなったエド・ゲイン事件の映画化。一応ドキュメンタリー・タッチ。74年の作品ですぐ公開中止となって、長らくフィルムが行方不明だったとかの曰く付き映画。『悪魔のいけにえ』を思わせる部分が随所にあるが、どちらが先なのかなあ。と思って見ていたが、実はこっちが先だった。トビー・フーパーはこれ見ていたんだろうな。

５月23日（土）【バスケットケース】(V)
　80年代カルト・ホラーの一本。久しぶりに見たけど、やはりなかなか楽しいな。自らの性欲に悩まされる青春映画とも見られるね。悲惨な話だが、けっこうドタバタしていて、コミカル。『スターシップ・トゥルーパーズ』もそうだけど、私は過剰な話が好きなのだ。